2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「groovy book review」

ちょっした本棚のなるようなカフェに行くとたいていこの本が置いてあって、見つけるたびに気になるところを読んだりしていたので今さら読んでも新しい発見はないのだけれど、ブックオフで105円で売られていたのでつい買ってしまいました。ときどきテレビなど…

「苺酒」−尾崎一雄−

西荻のいつもよく古本屋さんで本を眺めていたらその日に限ってなぜかタイトルを含めてなんとなく気になってしまったのだけれど、どういう人なのか全然わからないので今度までに調べておこう、なんて思っていたら、たまたまそのときに読んでいた木山捷平の「…

「乞食王子」−吉田健一−

初期の頃の気ままに書かれた随筆集。それぞれの文章の長さも短いものが多いし、長いセンテンスや句点の省略などといった特徴が確立されていない分、全体として読みやすい随筆集になっていると思う。随筆ということもあるし「吉田健一の本を読んでみたいけれ…

「ブルーノ・モングッツィ」

こんな機会(どんな機会?)もそうないので平日の昼間っから代官山→中目黒→神泉というコースを歩く。いろいろ目的もあるのだけど久しぶりにマンゴスチンカフェに行ってみようと思ったのだ。 ここは前の会社の近くだったので週に2、3回は休憩代わりにお茶し…

「白兎・苦いお茶・無門庵」−木山捷平−

特に意味はないのだけれどできるだけ講談社文芸文庫ではなくて木山捷平とか井伏鱒二の随筆とか吉田健一の本を読みたいと思っているのだけれど、その講談社文芸文庫でさえちょっと前に出た本はなかなか見つけることができないくて、なんだか中高生をターゲッ…

「迷惑旅行」−山口瞳−

山口瞳が月に一回ドスト氏を絵を書くために、網走から松江、佐賀など日本の各地に赴いた際の紀行文集。 行き先が決まるともちろん出版社の担当者が綿密に旅行のスケジュールや宿泊先を決め、さらに目的地周辺に住む人々が次々と現れていろいろなところに案内…

「内緒事」−里見トン−

レコードやPCの収納兼机代わりになる棚を2つ作りました。これでもう少し整理すれば箱に入って積んであったレコードが片づくはず。 日曜大工なんて年に一回くらいしかしないけれど、そのたびに思うのは作ってみないとどのくらい強度があるのかわかないと言う…

「サルビア東京案内」−図案:セキユリヲ、文:木村衣有子−

613(無意味)の日。雨の降っていない誕生日は珍しい。ミオ犬に銀座のアフタヌーンティでジェイミー・オリヴァーのランチをごちそうしてもらった。バジルとオリーブオイルをたっぷり使った肉料理でおなかいっぱい。夜だったらアルコールをめちゃくちゃ飲んで…

「達磨の縄跳び おしまいのぺーじで 2」−文藝春秋 編−

「巻頭随筆」に続いて「オール読物」の悼尾に連載された昭和61年から平成8年までのリレーエッセイを集めた本。山口瞳、吉行淳之介、水上勉、吉村昭、開高健、丸谷才一、結城昌治といった作家のエッセイが収録されています。 どれも2ページくらいの短いもの…

「ku:nel」(Vol.8/2004.7.1)

ようやく「ku:nel」の新しい号を買う。ハワイ特集。最近いろいろな雑誌でハワイを特集していますね。流行ってるのかな。私自身はハワイに行ったことはないけれど、友達が一時期ハワイに凝ってしまって、バイト代がたまる度に年に2回くらい、それも2週間か…

「巻頭随筆」−文藝春秋 編−

タイトルどおり「文藝春秋」の巻頭に連載されている随筆をまとめた本。年代順に並んでいるわけではないので正確にはわかりませんが、1960年代後半から1970年代初めのものが100編収録されてます。。執筆者は和田勉、金田一春彦、井伏鱒二、芥川也寸志、淀川長…

「英語と英国と英国人」−吉田健一−

免許の更新に行ってきました。更新と住所変更が一緒にできて良かったです。私はもう何年も車の運転をしていないペーパードライバーなので、“優良”と区分されているけれど実際に運転したら怖いだろうなぁ。 時々実家に帰ったときに運転しようかな、と思わない…

「Room Talk」−岡尾美代子−

こんな本を読んで「いいなぁ」、なんて思っている場合でもなくて、部屋の中が片づきません。部屋中段ボールの山、ゴミの袋の山、空いた段ボールの束といった感じ。さてこれをどうやってきちんとしまおうか、と毎日悩んでます。いつになったら落ち着くんでし…