2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ロックンロールミシン」とガチャピン・ムックのアパート

久しぶりに旧字体の本を読むと、すっかり忘れていてスムーズに読み進めることができない。つくづく記憶力がないことに気づかされます。文章自体はくせがなくて読みやすいので、何とか読めるけれど、定期的に読むようにしないと、吉田健一とか読めなくなって…

内田百けんと吉田健一

本家の「我が輩は猫である」を読んだのは、小学校6年か、中学1年の頃か?新潮文庫で読んだ記憶があるのだが、当然細かい内容は忘れてしまっている。この本は、設定はもちろん、登場人物のネーミングなど、「我が輩は猫である」のかなり細かいパロディとな…

偶然に会う友だち

9月の終わりくらいから、仕事が終わった頃に「今日どうする?」「お腹空かない?」「ちょっと飲んで帰る?」みたいな感じで飲みに行けなくなっているのだけど、15年勤めていた人がやめてしまったり、新しい人が入ってきたり、人事異動があったり、加えて、…

「屋上アイランド」

こういう写真集を眺めていると、毎週とは言わないまでも、月に一回くらいの割合で、何かしらのテーマにあうような場所を、身軽な格好でカメラだけ持って散歩したら楽しいだろうなぁ、と思ってしまいます。次にどこへ行くかを調べるだけでも楽しそうだけれど…

私小説を書く人は、実はお金持ち

「私の女房は機嫌のわるいときに歌を歌う。もっと機嫌がわるいときは、くちのなかで『むにゃむにゃ童子』と唱える。これが、いちばん辛い。『パパが悪いんだからね』女房が言う。私のすすめで、女房は二度の堕胎をし、生まれることのなかった子供に、私の知…

「キンダーブックの80年」展を見に行く

この本を題材にした黒澤明の「まあだだよ」がなかったら、もっと早く内田百けんの本を読んでいたように思う。そういう意味では、遠回りしてしまった気もするけれど、本質的に天の邪鬼なので、そんなことが多すぎて最近では、どうも思わない。まぁ今、この本…

秋の始まりとヴィブラフォン

まだ夏の暖かさが少しの残る秋の始まりに、涼しげな音色や弾むようなリズムが合うような気がして、久しぶりにヴィブラフォンのCDを聴いているのだけれど、今年の9月は真夏のように暑い日が続いたと思ったら、急に寒くなったりして秋の日らしいなかなかピッ…

遊びにいきたいところはいろいろあるけれど‥‥

渋谷の青山ブックセンターでの閉店セールで購入。終盤の3連休中に行ったら、それまで全品30%オフだったのが、50%オフになっていたのでかなり得した気分でした。洋書は、お店のセールに行っても、結局はamazonで買った方が安い場合もあったりするので困りま…