平野恵理子展「二十年目のハワイ」と水木しげるの「妖怪道五十三次 ワシントンDC・ニューヨーク帰国展」

canoe-ken2008-07-13

昨日、表参道に行く用事があったので、ついでに19日までSPACE YUIで行われている平野恵理子展「二十年目のハワイ」を見てきました。今回は、いつものように日用品や食べ物など小さなものを書き込んだイラストではなく、油彩のような感触の画風で、部屋の中などの風景(?)が中心の絵が展示されています。いつもとはちょっと雰囲気が違うけれど、淡い感じで描かれているので、空間の心地よさ、風通しのよさが伝わってくるようで、今の季節にぴったりかも!?いや、昨日、今日はめちゃくちゃ暑かったんですが‥‥。

表参道では、もうひとつ、ギャラリー「GoFa」でやっていた水木しげるの展覧会「妖怪道五十三次 ワシントンDC・ニューヨーク帰国展」も見ました。こちらは13日までなのでもう終わってますね。「東海道五十三次」の浮世絵をもとに、妖怪をちりばめつつ現代風にアレンジした作品が展示されており、鬼太郎や目玉おやじねずみ男といったおなじみの妖怪から、「なんなんだ?」という妖怪まで、約300種類の妖怪が登場してます。また、もとの絵になじんでるものもあれば、ちょっとしたスペースまで妖怪を書き込んだり、大胆にアレンジしているため、かなり印象が変わっているものもあったりして、かなりおもしろかったです。一緒に出身地である鳥取県境港市が主催(?)しているのか境港の写真が並べてあったりするのも一興。わたしにとっては、水木しげるといえば調布市なのだけれど、昔、住んでいたときに、長年住んでいるからといって商店街に妖怪キャラクターのモニュメントが造っちゃたりするのもどうかとちょっと思ったことと思い出しました(引っ越しちゃったらどうするの?)。
1階のカフェでは、展覧会にあわせて、ぜんざいに目玉おやじ風のアイスをのせた「目玉おやじぜんざい」や妖怪の絵を表面に描いた「妖怪アイスカプチーノ」、ミントソーダにレモン果汁を加えた「妖怪ソーダ」などのメニューもあり。でもチケットにコーヒー・紅茶がついてるんですよねぇ〜