2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「雨の日」−安藤鶴夫−

なかなか梅雨が明けませんね。関東地方で梅雨明けが8月になるのは3年ぶりだとどこかに書いてありましたが、そう言われると意外とよくあることなのだなぁ、なんて思ってしまう。まぁ晴れたら晴れたで暑くていやになッちゃうんだけど。 まぁ3年前と言われて…

「旅は驢馬をつれて」−スティヴンスン−

早稲田の古本屋でこの「旅は驢馬をつれて」を見つけて、慌てて銀行に行ってお金をおろした、なんてことを書いていたのは、堀江敏幸だったと思うけれど、その印象が強くて絶対に手に入らない本だと思ってました。だから読みたいものはあるけれど、普段はちょ…

「腕一本・巴里の横顔」−藤田嗣治−

3月くらいから1970年代のAORを中心に聴いているのだけれど、ジャンルがジャンルだけになかなか中古屋さんで欲しいCDを見つけることができません。この辺の音楽は、ほんとうはCDよりもアナログ盤で買った方がいいレコードを安く手に入れられるような気がする…

「エリア随筆」−チャールズ・ラム−

というわけで、チャールズ・ラムの随筆を読んでみる。でもちょっと大げさで古いような文体と固有名詞などの注釈が多いので、朝、電車の中で眠い目をしながら読んでいると訳が分からなくなってしまい、読み終わるまでに時間がかかってしまいました。こういう…

「書斎の無い家」−福原麟太郎−

今では海外文学といえばまず英米文学、ということになるのだろうけれど、戦前の世代だったら、まずフランス文学だったはずで、事実、大学でフランス文学を学んだ作家や評論家は多いのに、その中であえて英文学(米はつかない)を学ぶというのは、福原麟太郎…

「父・こんなこと」−幸田文−

気がついたら7月ももう10日?、なんてことを最近、ずっと書いている気が・・・・。なんだかんだいっても土日はちゃんと休んでいるのだけれど、昼過ぎまで寝てしまったりして、気がつけば夜になってるという感じ。このサイクルを何とかしなくては、と、昼もとう…