2007-01-01から1年間の記事一覧

“歌謡曲ナイト”を開催?

先週フライヤーができて、ちょっとだけページも作って、ここでいろいろ告知していきまーす。なんて書いてしまったけれど、特にちゃんと決まったこともなく、フライヤーもあまり配れないまま、一週間が過ぎてしまいました。決まったことと言えば、金曜日には…

小学校を卒業してから25年ですよ

なにがきっかけでなんでそうなっちゃうのか、自分でもよく分からないのだけれど、2月の終わりにティン・パン・アレイの周辺の音楽について、「いつになくはまってしまっていて、このまま夏前くらいまで聞き続けようと思ってます。」と書いたときは、本当に…

from Nakameguro to Everywhere

吉田健一の本を読むのも久しぶりだなぁ、なんて思っていたら、前回読んだのは去年の2月でした。一年ぶりですか。そうなると、急いで読むのがもったいなくなってしまって、一日ゆっくりと、一篇か二篇ずつ、なんて感じになってしまいがちます。こう言うとき…

「マリー・アントワネット」と「ジョブ&ベイビー」、女の子の人生ってなんなんだろう?

普段、野球を見るわけでもなく、草野球に参加するわけでなく、競馬も将棋も麻雀もやらないし、絵も下手、さらに飲みに行けば、たいてい終電間際でサクッと帰ってしまう。そう考えると、趣味・嗜好的には山口瞳とわたしの接点ってまったくないですね。だから…

ハリー細野&TIN PAN ALLEY、中華街ライヴ最高!

この本の解説は、堀江敏幸。ある作家の本を読み始めたばかりの時に、好きな作家がその本の解説を書いていたりするとなんとなくうれしい。でも、たまたま買ったCDをあけてみたら、小西康陽が解説を書いていた、というのはちょっとがっかりしてしまう、のはな…

“吉祥寺でお茶をする、だれもしらないお店で”by我々

3月に参加するモノクロ写真の引き伸ばしのワークショップの前に、一応手順などを予習しておこうと思って購入。1カ月くらい前から本屋さんに行くたびにチェックはしていたのですが、あまり置いてないものですね。カメラコーナーは、基本的にデジカメの操作…

内田百けんの本を読んで、名前の表記について考える

内田百けんは、読んだらおもしろいんだろうなぁ、と思いつつ、黒沢明の映画のせいでなんとなく敬遠してきた作家なのだけれど、高橋義孝と山口瞳の対談を読んでいたら、やはり読んでみるべき、という気持ちが強くなった。希望としては、ここは旺文社文庫でそ…

写真展も終わり、そして仕事に追われる日々なのだ

こちらもアマゾンで注文した本。著者は、「ANIMATION WORLD MAGAZINE」や「ANIMATION JOURNAL」「ASIFA MAGAZINE」といった雑誌に関わり、1996年に創刊されたアニメーションについての専門誌(1998年以降はWeb)「ANIMATION BLAST」を主宰している人物らしい…

“P”から始まるバンド名と言えば‥‥

年始めに青山ブックセンターの洋書バーゲンに行ってなに買わず、帰ってきてアマゾンに注文した本がようやく届きました。ペンギンブックスが誕生した1935年から2005年までの本の表紙と、それらに対しての考察を掲載したもの。著者は、有名なタイポグラファー…

小山清は阿佐ヶ谷会のメンバーというわけではないらしい

小山清の作品を読んでいると、主人公(≠小山清)がものすごい不幸な目に合わされるのでは、あるいは、誰かにだまされて嫌な目に合ってしまうのではないかと思ってしまって、なんだかどきどきしたり、はらはらしたりしてしまう。実際に小説で描かれている主人…

友だちが主催する写真展に参加します

ここで告知するのもどうかと思うのだけれど、友だちが主催する写真展に参加することになりました。30代半ばの7人によるモノクロ写真を展示するグループ展で、クリップインターメディアという恵比寿にある会社を会場にして、2007年 2月5日(月)から11日(日…

もしあなたが今中学生だったらどんな音楽を聴いてる?

これもプチグラの新春セールで購入。ときどきパラパラと見ているだけなのだけれど、こういう本を見ていると、北欧に行きたくなりますね。いや、北欧じゃなくてもいいかな。普段、スペースシャワーTVとかミュージックオンTV、MTVばかり見ていると、微妙な範囲…

「ああ、いやだ、ああああ、いやだ。ああ、いやだ」

「悪夢探偵」を観に行く。塚本晋也監督、出演しているのは、松田龍平、hitomi、安藤政信、大杉漣、原田芳雄‥‥。おおざっぱに言うと、密室で自分の体を切りつけて失血死するという殺人事件が続けて発生する。被害者はいずれも、死ぬ最後に「0」という番号に携…

有給休暇をとって平日のIKEAへ!

去年は片岡義男の本もまったく読んでいませんでした。エッセイしか読まないとしても、片岡義男に関しては、山口瞳や永井龍男と違ってまだ読んでない本がたくさんあるし、現役の作家なのでもっと簡単に手に入りそうなのに、意外と古本屋で見かけような気がし…

プチグラ新春セールに行って来ました

正直な話、プチグラがクルテクを紹介し始めた頃は、チェブラーシカのすぐ後ということもあって、もういいかなぁ、という気分だったのですが、家でカートゥーンネットワークが見られるようになって、毎週、なんとなくアニメを見てしまうと、グッズとか絵本と…

冬のロバロバ、「マスキングテ−プを使った作品展」へ

「礼儀作法入門」を読んだついでに読み始めてしまったのだけれど、ちょっと失敗でした。少なくとも「江分利満氏の優雅なサヨナラ」を読んだ後に読めばよかった。タイトルのとおり山口瞳の闘病生活〜死にいたるまでを息子の山口正介がつづった本なのですが、…

いい年した男が紙の袋を買うかどうかで迷ってていいのか

昨日の続き‥‥。土曜に青山ブックセンターに行きたかったのは、渋谷からブックセンターまでのあいだにある古本屋さんが日曜お休みだったということと、ひさしぶりに日月堂に行きたかったから。日月堂は、実は一度しか行ったことがないのですが、何も買わなか…

洋書バーゲンでは何も買わないくせに、帰ってきてアマゾンで注文

ガラにもない少女小説を読んだのもつかの間、いつものおやじエッセイに戻ります。 昨年、山口瞳の本を3冊しか読んでいないことが判明したので、今年は、将棋や競馬ものを含めて、文庫本を制覇するというのがいちおうの目標。何事もはじめが肝心というわけで…

「戦場のガールズライフ」−吉川トリコ−

あけましておめでとうございます。今年もカヌー犬ブックスをよろしくお願いします。 いつもとちょっと違う感じの本から新しい年を始めると、なんだかこのコーナーの雰囲気も変わっていいのではないかとと思ってみたりしていますが、次の本からはまたいつもど…