「駅前旅館」−井伏鱒二−

ついに新潮社文庫の井伏鱒二に手を伸ばした私です。上野の駅前旅館の番頭が、昔の番頭のしきたりや気質などを含め、自分たちについてのことを語るスタイルの作品。がさつさと繊細さが同居した番頭たちの生き方がストレートに描かれていてます。繊細さが後ろに見え隠れするのではなくストレートに表現されているところが、登場する番頭たちの性格と合っている感じがしていい味を出していると思う。森繁久彌主演で映画化もされているので、今度ビデオでも借りて見てみたいですね。

毎月第三水曜日に渋谷にあるエッジエンドという小さなクラブで、遊びに行くとたいてい同じ人たちが何人か集まって話してる、といった感じの小さなイベントのようなもの(といったら失礼か!?)を友達がやっていて、私も何カ月おきとかに遊びに行ったりしてるのですが、今月はちょこっとだけレコード持っていって回させてもらう予定で、それが明日なんですけど・・・・。いや、マスターひとりでやっているようなお店なのでやるのかなぁ?今年は何回「台風のせいで・・・・」ってここに書くのだろうか?このためにひさしぶりにレコード買いあさったのに、というのはウソで10月に買ったレコード、CDなんて2枚位なんですけど、やるにしても雨の中レコード(といっても15枚くらいだけど)持って会社に行くのもイヤだしね。どうなることやら。
今回は平日ということもあってか、「明日休みにしてもらうために社長と話してくる」なんて社内で誰かが言っていたけれど、明日休んでも納品日は延期されないしね。いつもなら台風が来るといって騒いでも、意外と東京近辺には近づかなくて、ちょっと雨が激しいかなっていったくらいで平穏なのだけれど、今年は先々週の例もあるし。
ちなみに明日のイベントのメンバーのひとりは、先々週の金曜も台風が近づいている中でDJをやっていたという人なのですよ。