「お天気歳時記」−大野義輝、平塚和夫−

永井龍男の本を読んでいると、「歳時記を紐解いてみると・・・・」とさまざまな歳時記から引用されていることが多い。そのせいかこのところ“歳時記”を読んでみようかな、という気分になってしまってます。いまのことろ私の持っている歳時記といえば池波正太郎の「味と映画の歳時記」や山口瞳の「私本歳時記」、獅子文六の「食味歳時記」のくらいで純粋な歳時記とはちょっと言えないかもしれないけれど、そういう本も含めてちょっと歳時記に凝ってみようと思ってます。
それとは直接関係ありませんが、そういえば小学生の頃、図書館にあった県ごとに出ている「子供風土記」を北海道から読んでいったな、なんてことを思い出しました。

この「お天気歳時記」は一年365日、それぞれの日に関係のある天気のことや季節のことが書かれていて、1月1日から読み始めてもいいし、とりあえず今日を起点に前後一週間とか、あるいは自分の誕生日から・・・・なんて具合に毎日少しずつ読んでるので、実際にどこを読んだのか、そしてまだ読んでないのか分からなくなってしまっているけれど、とりあえずすぐに手に取れるような場所に置いておいて、気が向いたときにぱらぱらとページをめくっていくつもりです。