「マドンナの引っ越し」−池内紀−

神保町に行こうなんて思ったのは、きっと一昨日の夜、「東京喫茶店案内」をパラパラとめくっていたせい。。長引いた打ち合わせが終わって大手町から丸の内線に乗ったのはもう8時半も過ぎで、荻窪に着いたのは9時過ぎ。永井龍男の本をお目当てにささま書店に行くもすでに閉店していて、しかたなくPCの入った思い鞄を片手にと西荻から家までぼとぼと歩いていると、ふと「明日は神保町に行こう」と思い浮かんだのです。

土曜の朝はなぜかきちんと9時に起きれるのはなぜかな。今日も9時に起きて洗濯や掃除など家のことをささっとして、昼前に家を出て、渋谷から半蔵門線に乗ってさぁ買ったばかりのC35を片手に神保町へ。
まぁ歩くコースはたいてい決まっていてそれを一軒一軒のぞいていくだけなのですが、今日はいつも必ず休憩するリオがお休みだったのでお昼ごはんを食べるタイミングを逃してしまい、なかなかどこにも入れずお茶の水駅はもうすぐそこ、なんてことになってしまいました。しょうがないのでミスタードーナッツでちょっと休憩。
その後、新宿に出てちょっと買い物、そのまま昨日行きそびれた荻窪ささま書店、そして最終的に吉祥寺に出て、荷物は重くなるしちょっとぐったり気味です。

ささま書店では2年ぶりぐらい会ってない我々というバンドヴォーカルをやっているコマツ君に偶然会いびっくり。前は下北に住んでいたのだけれど、今は阿佐ヶ谷に住んでいるんだとか。でもなぜ荻窪の古本屋でと、お互いに思ったのではないかな。たまにはライブ行くからね。でも高円寺・無力無善寺はねぇ・・・・。