「東京 古本とコーヒー巡り」

こんな本を読んでいると古本屋に行きたくなるなぁ。って、前回も書いてますね。

古本屋(あるいはレコード屋)に行くというのは、単に本やレコードが欲しい、ということもあるけれど、単に時間を気にしないで街をうろうろしていたい、という気持ちもあって、そういうときに歩いていてちょうどいい間隔で古本屋や中古レコード屋があったり、歩き疲れてきたころに落ち着ける喫茶店が見つかったりするとうれしい。

私の場合、一日歩いたって、結局買うものといったら、その週に電車の中で読む本を1、2冊、家でテレビとか見ながら軽くページをめくるような本を1冊くらい、レコードも3枚くらい買えば満足なので、そう何軒もお店をまわる必要はないのだけれど、つい足が疲れてしまうくらい歩き回ってしまうのは、単に古本屋で本を眺めるのが好きだから。
新刊の本を売っている本屋というのは、どの店もそれほど売っているものがあまり変わらないのでそう何軒も行く必要はなくて、それに比べて一軒、一軒の規模は小さいけれどそれぞれのお店で全然違うものが置いてある古本屋のほうがいろいろ発見もあっておもしろいと思うのだ。それはレコード屋も同じですね。

というわけで、昨日の夜、吉祥寺のDropに遊びに行って、飲み過ぎて家で吐いたりしたにもかかわらず、今日は昼前から東西線に乗って早稲田へ行って来ました。いやー二日酔いでうろつきまわるのはつらいですね。「なんでこんなに気持ちが悪いのに歩き回ってるんだろう」と歩きながらずっと思ってました。