「日本の名随筆12 古書」−紀田順一郎−

こんな本を読んでいると古本屋に行きたくなるなぁ。って毎週のように行ってますね。この「日本の名随筆」は、気になるテーマの文章を手軽に読めるのがうれしい。かといって端から読んでいこうという感じでもなくて、それはたとえ収録されている曲がいいとわかっていても、シリーズもののコンピCDばっかり買うわけにはいかない、買っていてもあまりおもしろくない、というのと同じ(?)ですね。
基本的に気になるテーマがあるときに、とりあえずこの本を読んでみて、その中で気に入った文章を書いている作家の本を探すようにしてます。

今日は久しぶりに代官山→渋谷へ行って来ました。ユトレヒトでやっている「花森安治のしごとへや」を見てきました。FLOギャラリーは名前のとおり風呂場なんで狭いのですが、直筆の原稿やイラストが見られたり、愛用の文房具などで再現した“しごとば”などなかなかおもしろかったです。もっと広いところでゆっくりとたっぷり見てみたいというのが本音ですけど。
ユトレヒトは、あいかわらず人がいっぱいで、加えて新しいレイアウトになってから動き回ったり、立ち止まったりしにくくなった気がして本をゆっくりと見れなくなったけれど、「こんな本なるのね的」な発見があって楽しいです。