「秋 その他」−永井龍男−

中学の頃から20代までずっと翻訳文学ばっかり読んでいたのが、30代になって永井龍男吉田健一庄野潤三小沼丹井伏鱒二・・・・といった日本文学ばかり読むようになったせいで、最近本棚が箱ものばっかりになってきたような気がする。「ばかり」というと言い過ぎかな。
でも岡崎武志ほどではないけれど、本棚が茶色になっていくような気がする。そういえばその岡崎武志は箱ものの本をたとえば100円均一の棚で見つけると、内容にかかわらずとりあえず買っておいて大きさの合うお気に入りの本を入れておく、と書いていたっけ。いいアイデアのような気もするし、それもなんかなぁという気もする話だ。

昨日、朝起きてレコードをつけてから、コーヒーを入れたりパンを用意していたりしていたのだが、いつまで経ってもレコードの音がぐにゃぐにゃで、「これはもうだめだろう」と、午後から友達が来て鍋をやる予定にもかかわらず、部屋の片づけもそこそこに渋谷のさくらやにレコードプレーヤーを買いに行ってきました。どうせ棚も狭いし、ミニコンポにつなぐだけだしDENONのベルト式のものを購入。でも新しいプレーヤーはいいね。もう本屋なんかよりレコード屋に行きたい気分でいっぱいです。
そういえば最近ユニオンのえさ箱とか渋谷のレコファンイージーリスニング・コーナーとか漁ってないなぁ。ハイファイレコードとかムーズビルとかノアルイズ・レコードとかダックスープとか行ってないなぁ。