「江分利満氏の優雅な生活」

山口瞳の本を読み始めたときにいつかは読んでおかなくちゃ、と思って買ってはみたけれど、どうも読む気がしなくて本棚に置きっぱなしにした本。
でも最初の方に読まなくて良かったです。山口瞳の本をいくつか読んでみて、山口瞳の経歴を大まかでもわかった後に読んだので、実はかなり深い作品じゃないかと思いました。江分利満(エヴリマン)と言いつつかなり個人的な要素が含まれているのではないでしょうか。その個人的な要素と風俗的な要素をうまく組み合わせている点にこの本のおもしろさがあります。

さて、ちょっと前にトリスウィスキーにアンクルトリスのグラスがついているのを見て以来迷っていたのですが、今日西友で見たらグラスのついているものがあと3つになっていたので、「これは買うしかない」とトリスウィスキーを買ってしまいました。グラスが冷えるとアンクルトリスの顔が赤くなります。
わたしは家ではほとんどお酒を飲まないのだけれど、とりあえずこの1本がなくなるまで頻繁に飲んでしまいそうです。(今も飲みながらこれ書いてます)