「珍品堂主人」-井伏鱒二-

夏休みだというのに雨の日続きでこんな時期に長袖シャツを着るなんてなどと思いつつ夕方くらいからちょっと近くを歩いて回る日々。予定していた食器棚作りもできないしかなりフラストレーションたまってます。
来週は晴れの日が続くみたいだから一日くらいずる休みしちゃおうかな。フフフ。

このあいだ「荻窪風土記」を読んだついでに「本日休診」「多甚古村」といった井伏鱒二のユーモア小説と呼ばれているものをちょっと読んでみようかと思っていて、先日中央線古本屋巡りをしたときに高円寺の古着と古本を売っているお店でこの本を購入。ここは山口瞳の本なども何冊かあったのだけど、ちょっと高かったのとまだ読んでいないものが家にあるという理由から買うのをやめました。そのときもまだあるかどうかは分かりませんが、またいつか行きたいです。

ついでに言うならさすが地元だけあって荻窪の古本屋さんには井伏鱒二の古い単行本や全集がかなり並んでいました。あと吉田健一の本とか。吉田健一の読んでいない本の値段を見たら8000円とか10000万円もしたので、うちにある「瓦礫の中」「旅の時間」をチェックしてみたら、両方とも2000円でした。まぁそんなものです。ドキドキして損したよ。

さて、くどいようですがお休みもあと一日、明日は雨やんでくれるといいなぁ。