作家の晩年について考える。その2(あんまり考えてない)

canoe-ken2007-06-07

庄野潤三の「星に願いを」のときに「人間の晩年なんてこんな静かな心境じゃないでしょう」なんて書いてしまったけれど、歳をとって病気の話ばかり書かれるのもちょっとなぁ〜と思う。この本は、ある意味軽い感じの対談集なので良いけれど、「男性自身」の最後の方は病気の話ばかりになってそうな気が‥‥(まだ「江分利満氏の優雅なサヨナラ 」は未読)。
そういえば「おしまいのページで」だったか何人かの作家が順番にエッセイを書いている本で、一人が病気の話をし出すと、次に書く人がそれに対して自分の病気の話を書き出して、また別の人がそれに続く‥‥というすごいことになってたのを思い出しました。

ゴールデンウィーク前くらいに、中古レコード屋でスパイラル・ステアケースの「More Today Than Yesterday」の紙ジャケを見つけたので、なんとなく買ってiPodに入れて通勤の時に聴いてみたら、ちょうどお休み前だったし天気がよかったこともあって、すっかりはまってしまい、これから夏くらいまではソフトロックを聴いて過ごそうかな、なんて思いつつ、ユア・ソング・イズ・グッドの新譜を試聴しながら最近オルガンジャズとか聴いてないなぁとか、ディモンシュのフリペを読んでボサノバのCDがどんどん再発されてるみたいだしこれを機に集めちゃおうかなとか、スペシャでよく流れてるJUSTICEの「D.A.N.C.E.」を聴きながら、やっぱり今までにあまり聴いたことのないジャンルの音楽を聴きたいし今年はフレンチエレクトロか!‥‥なんて、相変わらず優柔不断な誕生日前30代後半男なのだった。