「本の音」−堀江敏幸−

canoe-ken2006-05-17

こちらは、純粋な書評集。グルニエやグランヴィルといったフランスの作家はもちろん、パワーズ、オースター、クンデラ、そして村上春樹保坂和志伊井直行・・・・など、国もジャンル的もバラバラの84冊の書評が収録されてます。まぁ自分からというより依頼を受けて読んだのかな、という感じもないわけでもないし、実際、分量が短いこともあって、さらりとこなした、という感じは否めない。個人的には、この本を読んで、取り上げられている本を、実際に読んでみようという気にはあまりならないかも。同じように本を取り上げたものでも、エッセイだとおもしろいのに、ちょっともったいない気がします。

ようやくというか、今さらというか、週末にiPod nanoを買いました。家であまり音楽を聴けないので、持ち歩いたら少しは聴くようになるのではないかと。それで、毎日のように家に帰ってきてからCDを見渡しながら適当なCDをnanoに取り込んでます。でもそうやってると、2G、約500曲ってすぐにいっぱいになりそうなので、割と入れては消し、入れては消し、という感じです。今は、週末にHARVARDの「ORACLE」とtoddleの「I dedicate D chord」を買ったせいで、HALFBYとかHANDSOMEBOY TECHNIQUEヲノサトル、Refelyといった打ち込みものと、Comeback My Daughter、MICHELLE GUN ELEPHANT、Husking Bee横山健などのギターバンドものが入ってます。・・・・なんだか両極端だなぁ。