「胸から胸へ」−高見順−

canoe-ken2006-05-08

ゴールデンウィーク中はすっかり怠けてしまって、ここもまったく更新せず、この本を読んだのは、いつだっけ?という感じになってしまってます。もっとも、お休み中はほとんど本を読まなかったし、5月の初めの一週間はなかったことにして、今週からまた再開、なんて、まだお休み気分の抜けない頭で、ぼんやりと考えたりもしてます。

そうといっても、連休はどこかに行ってた、ということもなく、29日に一箱古本市に参加して、次の日にロバロバカフェでやっている「“本”というこだわり、“紙”でできることvol.3」を見に行ったほかは、ほとんど杉並区・吉祥寺から出てないという状態。
ロバロバカフェに行くのは、1月の古本市以来だったのですが、開けたドアの向こうから日差しが入ってきて、店内は明るいし、経堂から歩いてきて暑くなったせいで、アイスコーヒーなんか注文してたりして、雪が降ったり風が冷たい中、毎週通った頃が、はるか昔のことに感じられてしまった。
新しく作ったという本棚に並べられた小冊子たちを手にとって眺めていると、いろいろな人が、それぞれにいろいろな小冊子を作っているのだなぁ、なんだかいいなぁ。自分なりのこだわりを持ちながら、これからもずっと作り続けってほしいなぁ、と無責任に思う。でも自分が作りたいものは、もうないなぁ、とも思う。20代の頃、なんであんなに夢中になってフリペを作ってたのか、今になってみると不思議な感じがする。