「BREATH TAKING」−金澤アリアードナ−

canoe-ken2005-11-17

Fire-Kingをはじめとして、McKee、Jeannette・・・・といったメーカーの1920年代から1970年代にかけて作られた製造されたアメリカン・ヴィンテージ・グラスウエアを集めた本。本のサイズが大きいため、写っている食器の質感まで伝わってくるようで、ページをめくるたびに息をのんでしまいます。マグカップのカラフルなポップな感じもいいけれど、やはりジェダイをベースとした食器類に、こうしたグラスウェアの本当の魅力があるような気がしてきたりして、我が家のファイヤーキング熱が再燃してしまいそうです。もっとも簡単に手を出せるものでもないですけれど。灰皿なんて実際に手に入れたら、もったいなくて使えってしまうと思うけれど、フォルムとか質感がものすごくよいのですよ。

先週末は急に思い立って鎌倉に行って来ました。ほんとうはもう少し暖かな秋の季節に行きたかったのですが、今年は気持ちの良い秋晴れの休日があまりなかったような気がしますが、どうでしょう。いつもなら「こんな日はお弁当持って牟礼の里公園(三鷹台)に行こうか」という気分になったりするのだけれど、そういうときがないままに寒い季節になってしまいました。
午後から家を出たので、江ノ電に乗ってあちらこちらに行ったり、歩き回ったりすることはできなくて、いつものようにディモンシュでご飯を食べて、小町通りの周辺をちょっと歩いただけで暗くなってきてしまうという状態。でもあまり移動しなかったせいで、前々から食べてみたかったイワタコーヒーに入ってホットケーキをはじめて食べることができました。お店の中は外から見るよりもずっと広くて、奥の方には庭があって昼間、晴れている時に来たらいい感じなのだろう。テーブルや椅子も(昭和23年創業ということなので、開店当時からということはないだろうけれど)昔からあるような少し懐かしく、落ち着いてゆったりとできます。肝心のホットケーキは、厚さが3から5cmもあるようなもので、表面はカリカリしていて中はふんわりふっくらとした食感がとてもおいしい。次回から、鎌倉に来たときは最後にここでお茶して帰るようにしよう。