「幸福へのパスポート」−山田稔−

canoe-ken2005-09-21

山田稔の本なんて早々手に入らないだろうなぁ、なんて思いながら古本屋を回っているのだけれど、「コーマルタン界隈」に続いて「幸福へのパスポート」も発見。もちろんオリジナルではなく、後に再版された選書です。先日、よく行く古本屋さんに8冊くらい山田稔の本が入荷されていて、「これはまとめ買いするしかない!」と思って値段を見てみると、8冊全部買ったら、iPodが買えちゃうよ、という値段でした。

9月はなにやら忙しい。週末はたいていのんびりと本屋さんやレコードを屋をうろついている日があるものだけれど、珍しくスケジュールが詰まっていたりする。写真美術館でブラッサイの写真展を見に行った後も、そのままリキッドルームでケムリ10周年記念ライブへ。出演したのはイースタンユース横山健ZAZEN BOYS、そしてケムリの4バンド。スカコア好きの私ですが、ケムリは今まで聴いたこともなくて、目当ては横山健ZAZEN BOYS
ZAZEN BOYSは特に好きというわけではないのだけれど、以前ライブに行ったらニューウェイヴとプログレを掛け合わせたような演奏が良くて、CDは聴く気になれないけれど、ライブは機会があればまたみたいと思っていたのです。でも向井秀徳の芝居がかったというか、もったいぶった言い回しがあまりなじめない。初めてちゃんと聴いたケムリは、ハードコアなのに小節が回った歌い方で、どこかブラフマンに似ているような気がした。
基本的にスカ・コア系は、どのバンドも英語詞であれば、それなりに聴けるような気がする。スカスカクラブとかスキャフルキングとか、一時期いろいろCDを買ったりしていたけれど、やっぱり私はオイスカとルードボーンズが一番好きですね。特にルードボーンズは、エイベックスからインディに戻ってまたいい感じになった。