「場末風流」−小島政二郎−

canoe-ken2005-07-27

予定ではPickwickWebのほうに書くつもりだったのだが、小さすぎて私のデジカメではきれいに撮れなかったのでここに書いておくと、西荻にある音羽館が開店5周年記念のピンバッジをもらった。500円以上買うともらえるとのこと。図柄は看板や袋のスタンプに使われている、本を読んでいる女の子の絵で、黒縁のものと金縁のものがあります。かわいいです。
西荻には古本屋がたくさんありますが、私が一番本を買っている古本屋は音羽館だと思う。西荻と限定しなくて、古本と限定しなくて、単に一番本を買っているお店かもしれない。仕入れの本を買うブックオフはのぞいて、自分の本ね。その次は荻窪のささまかな。この「場末風流」もここで買った本だし、そのときは小島政二郎の本をもう一冊買った。加えて、私が毎週のように西荻をうろうろするようになったのは、結婚して三鷹台から久我山に引っ越してきたときからなので、ちょうど5年になるわけで、なにげに音羽館とは開店当時以来のつきあい(というこほどでもない)になる。でも私がこんなオンラインの古本屋をやっていることは恥ずかしくて言ってません。
多分、一番はじめの時は、よみたやを探して行ったら音羽館だった、というような気がします。その頃勤めていた会社は、30人くらいの編プロだったのだけれど、思い出すだけでも、4人は西荻に住んでいて、吉祥寺に2人、私が三鷹台、もう一人久我山に住んでいた人がいたり、近所に住んでいる人が多くて、よく会社帰りに渋谷で飲んだ帰り、夜中の3時、4時にみんなでタクシーで帰ってきたりしてました。で、その西荻に住んでいる人のうちの2人が、その会社に入る前に西荻のよみたやでバイトをしてたことがあって、場所とかと聞いたような記憶があります。ただの記憶違いかもしれないけれど。いや、そういう風にしておこう。

気がつけば5年経って、そのあいだになくなってしまったお店もあるし、かわりに新しくできたお店もある。西荻に対する注目度も変わったような気がする。私もいつもまで、自転車で西荻に通える場所に住んでいるかわからないけれど、これからもいまのような雰囲気の古本屋を続けて欲しいな、と思う。これからも本を買いに行ったり、売りに行ったりしますので・・・・。