「人生玉ころがし」−秋山安三郎−

canoe-ken2005-02-21

特に理由もなく最近、この秋山安三郎安藤鶴夫戸板康二といった人が気になっている。でも、歌舞伎や芝居に興味がなく、実際に見たこともなく、それについての知識もまったくないので、どうしたものか、と。やはりこの本でも歌舞伎や芝居のことになると雰囲気はなんとなく分かるものの、役者の名前や芝居の題名(もしくは内容)などはちんぷんかんぷん。でも昔は落語にしろ芝居にしろ、ひとつの題名をあげるだけでその内容やそこから導き出される教訓めいたもの、あるいは登場人物たちの性格など・・・・、世代を越えて老若男女分かり合える共通認識があったんだろうと思う。
なので、私にとっては、そういう意味ではまったく理解できないわけなのだが、昔の東京やそこに住んでいる人たちの様子を味わうという意味ではおもしろい。いや、おそらくほんとうはそれさえも私にはちゃんと伝わってないんじゃないかと思うけどね。

日曜日、なんだかひさしぶりのお休みな気がするのだけれど、昼過ぎまで寝てしまい、いろいろやっているうちに、気がつけば夕方の5時前という・・・・。とりあえず郵便局でお金をおろして吉祥寺行き、KuuKuuの後にできた韓国百菜食堂 みな季へ。KuuKuuの雰囲気を微かに残しているけれど、すっきりときれいになった店内を眺め回したりして、つい「あそこにはクッキーが置いてあって・・・・」とか「カウンターがすっきりしてしまった」とか「ピアノが移動してる」など、KuuKuuの影を見つけてしまう。でも料理自体は、それほど「韓国!」という感じではなく食べやすく、特にチヂミと水餃子がおいしかった。最近はほんとサンドウィッチと菓子パン、クッキーしか食べてないんで、食べられるときはおいしいものを食べたいと思う。
といいつつ、その後、ミスタードーナッツなんか行ってしまって、寝る前までお腹が苦しいということになるはめに!みな季はデザートがアイスかシャーベットしかないのが個人的には・・・・ですね。