「暢気眼鏡・虫のいろいろ」−尾崎一雄−

尾崎一雄の小説は私小説なので自分の経験を元にというかそのまま作品化している。この「暢気眼鏡」も、このあいだ読んだ随筆集・回想集である「苺酒」に書かれていた尾崎一雄の生涯とかなり重なっている。
もし先に「苺酒」を読んでいなかったらかなり感じ方も違っていたように思うのだけれど、少しでも知っていて読むのと、まったく知らないで読むのとどちらが良かったのかはわかりません。どちらにせよ、昔の作品よりも晩年に近い頃の随筆・回想録の方が手に入れやすそうなので、そちらから読むことになるのだろう。

三連休の三日目、一昨日、昨日と自転車で近いところで遊んでいたので、たまにはあまり行かないところに行こうと、三軒茶屋などに行ってみる。といっても下に書いてあるようにレコード屋と古本屋と雑貨屋目当てなんですけどね。でもついでに下北まで歩いたりして、リボンシトロン/リボンオレンジのグラスとかなんかちょこちょこ買っちゃったなぁ。
昔のノベルティグラスは西荻などの雑貨屋、アンティークショップで見かける度に気にはなっていたんだけれど、とりあえず眺めるだけにしていて持っているのはトリスのものぐらい。でもこれを機に何個か集めてみようかな、なんて思い始めたりしています。とりあえず雪印ミネラル牛乳のくまが欲しいかも!?