「身辺すごろく」−永井龍男−

朝起きると、暖かくてちょっとうれしくなったり、いきなり寒くなってがっかりしたりしている毎日ですが、こういう繰り返しの朝が数週間続いて春になっていくのでしょうね。今度の休日は、春にむけて自転車を磨いてみようかな、なんて思ってます。
井の頭沿線に住んでいると自転車はかかせないもので、それは多分電車の駅と駅が短いのでひと駅、ふた駅ぐらいなら自転車で行ったほうが早いし、いつも同じ線路の上を走っているよりも気分によって裏道に入ったりしたほうが全然楽しいし、逆に歩いて行くにはちょっと遠い(井の頭公園って意外と広いしね)距離にいろいろなものがあるから。お休みの朝など、半分目が覚めかけたときにカーテンの隙間から暖かい日差しが入ってきたりすると、「もう寝ていられない」という気分になってしまいます。

うちに2台ある自転車は両方とも無印良品のもので、私が使っているのは20インチの小さな緑色のもの。いままではわりともう一つの自転車で移動することが多かったのですが、今年になってこの自転車をよく使うようになりました。小さいのでこまわりがきくし、ちょっとしたところに置いておけるので便利なんですが、久我山→吉祥寺→西荻久我山を自転車を走らせていると、やはりタイヤが小さいせいか余計にペダルをこいでいるらしくてどうも週末筋肉痛気味になってしまう(このほかにたいてい電車で荻窪や阿佐ヶ谷、高円寺を歩いているが・・・・)。いや単に年をとっただけか!?

そういえばこの間吉祥寺に自転車を置いて買い物して、西荻に移動しようとと思って自転車の置いてあるところに戻って、鍵をはずして荷物をカゴに入れそうと思ったらカゴが大きい。よく見ると無印の同じ緑のでも26型の自転車が隣に置いてあってそれに乗ろうとしてました。同じ無印で、緑、そして鍵も一緒なんて!?