「熊の敷石」−堀江敏幸−

30を過ぎたぐらいから規則正しい生活をするようになったせいか風邪をひいたりぜんそくが出たりアトピーがでたり吐くくらい胃が痛くなったりすることはなくなったのだけれど、月に2、3回くらい頭が痛くなるのは治らない。何が原因なのかわからないが、まずはじめに耳の後ろのほうが電気が通ったみたいにピクッと痛くなり、そのうち頭の前のほうがガンガンしてきて歩くたびに頭に響く。
はじめにピクッとした痛みが続いたときは、かなり不安になって(耳の後ろだったので)耳鼻科に行き診察を受けた後で、「うーん、これは耳ではなくて頭が悪いようですね」と言われた。医者に「(君は)頭が悪い」って言われるとねぇ・・・・。
まっ、最近は原因もわからないしそういうときはさっと寝るようにしてます。たいていは朝起きると治っているのだけれど今日はなぜか治らず、ときどき体をピクッ! とさせながら仕事してました。

話変わって、女性2人が受賞したという話題で盛り上がっているうちに文庫で出しておこうということなのか、2000年に芥川賞を受賞した堀江敏幸の「熊の敷石」が文庫化されてました。堀江敏幸の本で初めての文庫化。でもぜんぜん話題になってないような・・・。
調べてみたら2000年の前半は町田康で後半が堀江敏幸なんですね。で、今年は棉矢りさと金原ひとみ。なんかめちゃくちゃな人選のような気がするのは私だけか。受賞者の一覧を見つつ30年経ったら読もう、なんて意地悪なこと考えてます。