「構成的ポスターの研究―バウハウスからスイス派の巨匠へ」−多摩美

canoe-ken2006-01-10

なぜかデザイン関係の本が続いてますね。「Magazine Covers」はリブロの洋書バザールで、これは代官山のCollexの片隅でやっていたユトレヒトの人たちが出品しているフリーマーケットで購入。多分、ロバロバカフェでもなんか買いそうだし、年の初めはこの手の本が多くなるような予感・・・・。フリマの方は、出店(?)している人が人だけにスペースは狭いけれどおしゃれなものが並んでいて、いろいろ欲しくなってしまいましたが、ぐっとこらえてこのほかにはフレンチキーホルダーやカフェオレボウルだけを買って帰りました。
ずっと前から欲しかった本ではあるけれど、内容的には多摩美術大学ポスター共同研究会によるものだけに、内容的にはただ眺めて楽しむ、というよりも、デザインの研究に主眼をおいていて、目次だけ見ても「構成的芸術・グラフィックデザインの年代順動向」「構成的ポスターの属性と属性図」「スイス派の造形方法」「構成的ポスターにおけるサンセリフ体」「ポスターの記号論的考察」「印刷と用紙から見る近代ポスター」・・・・といった難しそうなタイトルが並んでます。当然、わたしなどには理解不能な、あるいは実践不能な面も多いわけで、こんな本をわたしが持っていても宝の持ち腐れなのでは、と思ってみたり、たまにはじっくり読んで、わかるところだけ、できるところだけ、取り入れられれば、と軽く考えてみたり・・・・しながら、まずはポスターの写真を眺めたり、気のひく部分を流し読みしたりしてます。

ところでわたしにとって年の初めといえば、山下達郎大滝詠一の新春放談である。はじめて聴いたのは1985年なので、もう20年もこの二人の対談を聴いて年の初めを過ごしてきたことになわけで、気分的には、もう大滝詠一のニューアルバムは期待していないかわりに、この新春放談が年に一度のニューアルバムみたいな感じになってます。にもかかわらず、今年はなんと録音しそこねてしまいました。あぁ〜。日曜日、ロバロバカフェに行く前にちゃんとタイマーをセットして、帰ってきてからスイッチを入れたらFM東京が流れて来たのにもかかわらず、なぜか録音されていない。タイマーの設定もちゃんと録音するようになってたのになぁ、バナナレコードの年賀状のお年玉クジ(?)に当選して1000円の商品券をもらったのが吹っ飛ぶくらいがっかり。しかも今年の新春放談は一回だけらしい・・・・。