「青春忘れもの」−池波正太郎−

canoe-ken2005-12-26

20代の後半頃は、毎年12月になると池波正太郎の随筆ばかり読んでいたものだけれど、最近ではもうほとんど読むことはなくなってしまってます。この雑記でもちゃんとした池波正太郎の本が取り上げられたのははじめてになるのではないかな。時代物まで手がのばさなかったせいもあるし、随筆ばかりだと、読み重ねていくうちにタイトルは違っても内容は似たようなエピソードが書かれているなんてことが多くなってきたりして、気がついたらまったく読まなくなってしまった。でも池波正太郎を読み、檀一雄吉田健一獅子文六小島政二郎・・・・といった人の料理に関する随筆をたどっていったことによって、今の私の読書傾向が決まったという意味では、池波正太郎の存在は大きいといえるかもしれません。よくわかりませんが・・・・。

さて、クリスマスだからといってそれほど気合いを入れているわけではないのだけれど、小さなツリーもあるし、クリスマス用の電飾も2つあるので、毎年なんとなく部屋の飾り付けをしてます。近年は23日や24日になってやっと用意して、大掃除の時はそのままにしておくことが多くなってしまった。今年も少し大きめのツリーを買おうと思っていたのに、気がついたら23日になっていて、慌てて買いに行ったらちょうど良い大きさのものは売れ切れになっているという始末。「210cmのものならあるんですけど・・・・」と言われてもね。で、今年は、24日は、荻窪にあるル・ジャルダン・ゴロワのブッシュ・ド・ノエルを買って、毎年恒例になっているチーズフォンデュ(年に一回しかフォンデュ鍋を使う機会がない・・・・)して、25日は、友達が来て大きなチキンを3人で食べました。だいたいこのくらいからお正月にかけて、食べ過ぎの日が続くようになりますね。
来年こそは、大きめのツリーを買って、もう少し早めに部屋の飾り付けをしたり、ビーチボーイズやフォーシーズンズ、モータウンフィル・スペクターなどのクリスマスアルバムをそろえたりして、クリスマスを迎えられるようにしようと思う。なんたって、うちにあるクリスマスアルバムと言えば、ビンス・ガラルディの「スヌーピーのクリスマス」と、Hair stylisticsやSxOxB、Seagull Scrueaming Kiss Her Kiss Herなどが参加している「the Christmas Album」、そしてコレクターズやワウワウヒッピーズ、ヤングオデオン(小西康陽)、オリジナル・ラヴなどの曲が収録されている「Mint Sound X'mas Album」の3枚だけですから・・・・。

クリスマスも終わればもう気分は年末。プリンターを修理に出していたせいで年賀状もぜんぜん作ってないし、スキャナーも使えず(複合機なんで)先週まったく本の更新ができなかったので、年末年始のあいだに少し更新しておきたいし、ロバロバカフェの古本市の準備もまったくしてないし、行きたいところもいくつかあるし、飲みにも行きたいし、大掃除もしなくちゃいけないし・・・・なんて考えるだけで歳が明けてしまいます。できるだけ来年に持ち越さないようにして、年明けは少しのんびりしたいと思っているのだけれど、どうなることやら。なんかバタバタしているうちにお休みも終わってしまいそう。