「Hot Drinks around the World 世界のホットドリンク」−プチグラパ

canoe-ken2005-11-30

12月に入って本格的に寒くなってくると、ストーブを少し強めにつけて、温かいココアなんかをすすりながらレス・バクスターの「Ricordate Marcellino」をテーマに、フォーフレッシュメン、ミルズ・ブラザーズ、ハイローズ、ブルースターズ、パイド・パイパーズ、ヘンリー・マンシーニ、そしてジョー・スタッフォード・・・・など、昔のコーラスグループのレコードを聴いてみたくなる・・・・。
なんて文章を今までに何度か書いてきたことだろうか。そう考えるともう10年くらい自分の趣味が変わっていないことに気づいたりして、愕然とします。そしてそんなことを夢想して、毎年のようにココアのパウダーを買ってみるのだけれど、たいてい買ってきたばかりの12月に2、3ど飲むだけでそのままになり、春が過ぎた頃、残ったココアの粉を捨てることになるわけです。

メキシコの「ショコアテベック」、北欧の「ノルマンディ・コーヒー」、アメリカの「エッグ・ノッグ」、チベットの「バター茶」、イギリスの「グラスホッパー・コーヒー」、ベラルーシの「ゴゴリッ・モゴリッ」・・・・など世界各地のホットドリンクを85種類集めたこの本を眺めていると、基本的に、特にヨーロッパ方面は、濃いめのコーヒーにアルコールかホイップクリームを加え、シナモンなどの香辛料を振りかける、というパターンが多いことに気がつきます。なんだかんだといっても、「寒いときにはアルコールが一番なのだが、ウォッカをあおり続けるわけにもいかねぇしな」ということなのだろうか。「これらの飲みもの作る」とか「作りたい」なんて書いてしまうとどこからかプレッシャーがかかったりするので、実際に作るときがあるのかどうかはわかりませんが、今年の冬は1つか2つくらいは作るかもしれない、ということで。

前回の続き・・・・
スノードーム教室の後、渋谷に戻ってPIZZA OF DEATHが主催する「PUNKROCKERS BOWL」を見た。出演はNine Days Wonder、Comeback My DaughtersYour Song Is Goodの三組。Comeback My Daughtersのライブは、今年3回目。ニューアルバムが出ているわけではないので、演奏する曲が毎回それほど違うわけでもないのに、つい見に行ってしまっています。そして見るたびに、風貌もぜんぜん違うし、性格も年齢も違うと思われるメンバーたちが、どうゆう経緯でバンドを組むことになったのか不思議に思ってしまいます。私の中では、ヴォーカルの人が店長をやっているサーフショップに集まる人たちで結成されたバンド、という勝手な妄想が定着しているのだけれどね。でも、曲がいいのはもちろんのこととして、突飛なギミックはまったくないけれど、バンドとしての一体感がすばらしい。
はじめて見たYour Song Is Goodも、オルガンのサイトウジュンがはしゃぎまくりの予想通りの楽しいライブ。やっぱりこういうバンドはCDよりもライブの方がいいですね。いつかワンマンでみたいです。ひとつ気になったのは、途中でサイトウジュンが、PIZZAの話をしているときに「健くん」といっていたことですね。サイトウジュン、いったい何歳なんだ。今どき横山健のことを「健くん」という人はそういないと思うが・・・・(横山剣のことを「剣くん」と呼ぶ人はもっといないが・・・・)。Studio Grownビークルのビダカトオル(1968年生まれ)に対しては「トオルくん」と言っている記憶がないので、1969年生まれ、同じ歳なのかな?それにしても「娘よ、帰ってきてくれ」「あんたの歌は最高だよ」というバンド名はどうなんでしょう。Nine Days Wonderについてはなにも語るまい・・・・。